前回に引き続き、ロタ島のご紹介です。
ロタ島滞在2日目はゆるくダイビング1本とドライブ。そして素敵な人達との出会いがありました。
こちらは成田からグアム経由でロタ島入りした時の様子。
こちらはロタ島で一番美しいテテトビーチの様子です。
ロタ入り初日の夕食
この旅2日目、ロタ島入り初日は空港からテテトビーチへ直行し、キレイなビーチを堪能した後、ホテルにチェックインしてホテルのレストランで軽く夕食を摂りました。
夜で真っ暗だったので外観のお写真も撮ってない・・・。
サラダと、
エビのレモンバターソテーだったかな?値段も覚えていませんが、ホテル価格・・・。でもお味はとてもおいしかったです。
ロタ島2日目はダイビングからスタート
この旅3日目、ロタ島入りして2日目のこの日は朝から雨が降ったりやんだりのあいにくのお天気。まあ、潜ってしまえば晴れでも雨でも一緒なんですけども。
ホテルは素泊まりのプランにしたので、ローカル御用達のパン屋さんで朝食を摂ることに。ヴァレンチノホテルの1階にあるパン屋さん「Tiana’s Cafe(ティアナズカフェ)」です。
おはようございまーす♬
こんな感じ。田舎の島に来ていることを実感します。
これ以外にも通常の朝食メニュー(オムレツや目玉焼きなど)もありました。
ダイビング前はあまり食べないので、この日はラズベリー入りのコッペパンとコーヒーを注文して席に着きます。
運ばれてきました。いただきます!
ローカルのおじさまたちがテレビを見ながら談笑してました。地元民の憩いの場のようです。
お腹も満たされたところで、本日お世話になるダイビングショップにやってきました。
晴れてたらなぁ・・・
こちらはダイビングショップのスタッフさん。この日は節分だったので鬼に扮していらっしゃいました。私がスタンプで目元を隠しているわけではなく、実際に鬼さんがメガネをかけていらっしゃるんですが。
この鬼に豆を投げつける勇気、私にはありません。。。
こちらがこのショップの看板犬、ヨシくん。元カレと同じ名前なので何度も呼ぶことを躊躇・・・
こっちのヨシくんはとても人懐っこくてめちゃくちゃかわいかったです♡
人間の方のヨシくんは元気にしてるかしら?
ショップの敷地内に落ちてたヤシの実。ラグビーボールくらいの大きさです。
こんなのが自分の車の上に落ちてきたら泣きますね。
準備が出来たのでショップのピックアップトラックの荷台に乗って港へ向かいます。この日は韓国からいらしたご夫婦と一緒に潜ることになりました。
このドナドナ感、久しぶりー!٩( ᐛ )و
5分ほどで港に到着。海の透明度に感動!
ボートに乗り込みます。
エメラルドグリーンです。曇りでこんな色だと晴れてたらどんな感じなんだろう。
ボートで沖に向かうにつれ、海の色がさらに変化していきます。
港周辺の水の色とは全然違います。マリンブルーっていうんでしょうか、群青色?笑
潜りまーす!
水中から水面を見上げたお写真。青い・・・。そして透明度の高さに驚愕。
1本目のこのポイントは魚影を楽しむというよりも地形を楽しむという感じでした。
洞窟の中とかに魚も結構いたんですが、流れが早かったのでうまく撮影できず。
透明度が高くて人が宙に浮いてるように見えます。
幻想的。
はしゃぐサメ。ウエーーーイ!
1本潜ってダイビングショップに戻る途中、イルカに出くわしました。
イルカが水面に姿を現している様子はカメラに収めることが出来ませんでしたが、かろうじて撮れてたお写真がこちら。。。
分かりづらいですが、〇印の中にイルカが1頭写っています。
ちょっと陽が出てきました。また海の色が変わっています。コバルトブルーか何ブルーか分かりませんが、とにかく美しい。。。
久しぶりのダイビング。体調がイマイチだったこともあり、名残惜しいですが大事を取ってこの日は1本で終了。もったいないですけどいろいろまわりたいので体力温存。
そういえば、この日ご一緒させていただいた韓国人のご夫婦。奥さまは通算500本潜ってるとおっしゃっていてそれだけでもビックリしたんですが、ご主人はなんと3,000本以上潜っているとのこと!一体何者かと思ってよくよく話を聞いてみると、韓国のダイビング雑誌社の社長さんとその奥さまということが分かりました。こちらがその雑誌。
この日も取材を兼ねてロタ島に潜りに来られたのだそうです。翌日にはお隣りのチューク島へ潜りに行くとおっしゃっていました。(お持ちの機材もすごかった!)
ご夫婦で共通の趣味をお持ちっていいですね。
ちなみにご主人、というかその社長さんにこれまで潜った中で一番良かった場所を伺ってみたところ、即答で「ガラパゴス諸島!」と。しかしガラパゴス諸島のクルーズダイビングは1日1人USD700もするんだとか(*_*)高い…
2番目に良かったところはパラオだそうです。
それではドライブに出かけましょう
ダイビングショップでシャワーだけ浴びさせてもらって、件の韓国人ご夫妻とスタッフさんとはここでお別れ。レンタカー屋さんとダイビングショップでもらった地図を頼りに、ロタ島のビューポイントを回ってみました。
ウェディングケーキマウンテン
まず最初に立ち寄ったのはこのポイント。奥に見えるのがタイピンゴット山。通称:ウエディングケーキマウンテン。ウエディングケーキのような形をしているのでこのような名前は付いたとか。見事に平らな山です。
ところで右手に見えてる筒は何?となりますが、
筒の正体は旧日本軍の大砲。
個人的にこのようなお写真を前から撮る事に少し抵抗があってこの角度のみですが、サイパンもロタ島もところどころでこのように戦争の名残りが。実際にこの大砲からも試し撃ちではありますが1発発射されたそうです。
さて、次の目的地に向かいます。舗装していない道に入ってきました。ワクワクしますね。
道が険しくなってきました。
Fishing Cliff(フィッシングクリフ)
Pona Point Fishing Cliff(ポーニャ岬)に到着。
どうでもいいですが、これ、ちょっと車のCMみたいじゃないですか?(自己満)
車を停めて岬まで歩きます。
ほんとに崖だ。柵も何もない。
気持ちいいー!(*’▽’)
お写真では分かりづらいですが、かなり高いです。足がすくむ!
Fishing Cliffって名前ついてますが、本当にこんなところで釣りする人いるんでしょうか。命がけになりそうです。
お腹も空いて来たので、そろそろランチのお店に向かいます。
話は変わりますが、ロタ島では道路脇の至る所に野生のニワトリがいます。車で走っているとエサをついばんでいる姿をしょっちゅう見かけます。
車を停めて何度か接近を試みたのですが、ニワトリって意外と俊敏。あっという間に逃げられてしまいました。
ジブリ映画に出て来そうな鬱蒼とした道を抜けて、街中まで戻ってきました。
メキシコ料理のランチ
ランチのお店、Pizzaria Bar & Grill(ピッツァリアバー&グリル)に到着。
ダイビングショップでもオススメされた人気のお店です。
全然人がいませんが、不安になる必要はありません。人口3,000人ほどの小さな島ですから。ロタ滞在中はどこもこんな感じでした。
こんにちはー♪
ほんとにお客さんがいませんが、ご安心下さい。ロタでは通常運行です。
壁やカウンターがピンク色のかわいい店内。載せてはないですが、お写真撮ってたらお茶目な店員のお兄ちゃんがダブルピースでフレームインしてきました。笑
先にアイスティを注文しメニューをもらいます。
ピザ類をはじめとした、豊富なメニュー。
イタリアンのお店かと思っていましたが、何気にメキシカンが充実していました。
ソフトシェルのチキンタコスを注文し、しばしまったり。
ガムシロップが別途提供される甘くないアイスティがうれしいです。
笑顔のかわいい店員さんが運んで来てくれました。プレートがデカい。いただきまーす!
こんな感じで中にタコスが埋もれています。お野菜も新鮮でめっちゃボリューミー。おいしかった!完食です。
タコスとアイスティで14.95ドル。チップも込みで日本円で2,000円くらいでしょうか。島ということで物価は少し高めですが、お料理も店員さんのサービスも大満足でした。
外のデッキ席にいらした毛づくろい中のオーナーにご挨拶。ごちそうさまでした!
ドライブ再開です
次の目的地に向かって出発です。人より犬に出会う確率の方が高い、それがロタ。
この茶色のワンコが何か言いたげだったので停まって窓を開けてみました。かわいい。
もちろん、何もいいませんがw
こっちにもワンコ。
みんな自由にウロウロしてはいるものの首輪は付いてるので飼い犬なんでしょうね。
また舗装していない道に入りました。
ソンソン村展望台
SongSong Village Overlook(ソンソン村展望台)です。
サインは出てきたものの、展望台はまだ先のよう。ヤシの木いっぱい。
むっちゃ楽しい。
ヤシの葉が覆いかぶさってきてます。洗車機に入ったみたい。
展望台に到着!海も見えます。
これがソンソン村。ロタ島のメインの村です。
キレイです。
風が心地良い・・・。鳥のさえずりが聞こえるだけでとても静かな場所でした。
そういや朝は雨だったのにすっかり晴れてきました。日差しが強くなってきたので次の目的地に移動します。
ロタ島は道中に明確な地図や案内板などがほとんどなく(あっても超ざっくり)、こんな感じの道が多いため、しょっちゅう道に迷いました笑
*車のナビをちゃんと見ていれば大丈夫です
Swimming Hole(スイミングホール)
次の目的地はこちら。Swimming Hole Beach Park(スイミングホール)です。
ロタのガイドブックにも載っているポイントです。
車を停めて歩きます。
見えてきました。
テテトビーチはじめ、この島に来てキレイなビーチをたくさん目にしてきたので感動は薄め(*´ω`*)
でもここだけぽっかりと穴が空いてプールみたいに水が溜まっていて目を引きます。水の透明度もご覧の通り。
ここでもちょっと泳いでみたくなりましたが、水流が変則的でうっかり沖に流されたら大変なので見るだけにしておきました。(こちらは遊泳可能な場所です)
疲れてきたのでそろそろホテルに戻ります。こんな道が続きます。なんか動物に出くわしそうだなーと思っていたら、
おおおお!青い鳥発見!ウソみたいに青い!
あっ。。。目合ってもーた。。。かわいい♡(*´▽`*) お腹の白いとこ触りたい。
一旦ホテルに戻りシャワーを浴びてさっぱりした後、ダイビングショップで教えていただいた日本食レストランへ車で向かいます。
テテトビーチの夕暮れ
で、道中またテテトビーチに立ち寄る…。ちょうどサンセットの時間が近づいてたんで食事の前にビーチ拝んでおこうかと思いまして。キレイだよ~!(*´ー`*)
今にも陽が沈む…。
夕食は日本食レストランへ、のつもりが
ビーチのサンセットのお写真をたくさん撮って、レストランに向かうべく駐車場に戻って車に乗り込もうとしたその時、ビーチの傍でBBQをしていた地元のご家族のひとり(若いお兄さん)に声を掛けられました。
チャラ兄さん
ぬるまゆ
チャラ兄さん
ぬるまゆ
チャラ兄さん
と、缶ビール🍺を差し出してくるw
ぬるまゆ
チャラ兄さん
と缶に入ったお茶をくれる・・・。
知らないお兄さんとこんなやりとりをしてると、奥にいらしたそのご家族の皆さんが
ママ
ぬるまゆ
ぬるまゆ
ぬるまゆ
普通の海外での旅であれば、こういうお誘いは「怖い怖い」「危ない危ない」と極力避けてきましたが。
ロタ島はとても安全でとにかく人が親切でフレンドリーという情報が事前に頭に入ってたので、ついつい乗っかってしまいました。皆さんいい人そうだし子供もいるし大丈夫だろうと。
お茶をくれた件のお兄さんに促されるままそのご家族と合流。
ぬるまゆ
簡単に挨拶をすると皆さんは私のためにテーブルの席をひとつ空けてくれて、
お兄さんその2
お兄さんその3
と、質問攻めに。
しばらくお話ししたんですが、彼らは日本人が大好きなんだそうです。
ママ
日本人のひとりとしてとてもうれしい気持ちになりました。
ぬるまゆ
とお願いしてみたところ、
チャラ兄さん
ノリノリやないかww
ぬるまゆ
と許可を得て撮らせていただきました。
親切にして下さった素敵ファミリーの皆さん。良いお写真だ…
このあと、「召し上がれ~♪」とサーブしてくれたのがこちら。水色のTシャツのママがお家で炊いて持参したというチャモロ料理のレッドライス、BBQで焼いたチキンとチョリソー、焼きバナナ(甘くないやつ)。奥のオレンジ色のは日本のたくあんみたいなものでした。どれも素朴なお味でとてもおいしく、見ず知らずの私に親切にしてくれた皆さんのお気持ちに胸が熱くなりました。ありがとう!ごちそうさまでした!!!
特にママが炊いたレッドライス、めちゃくちゃおいしかったな…。グアムで大人気のチャモロ料理レストラン、プロアのレッドライスを超えました!(あくまでも“ぬるまゆ調べ“です)
まとめ
島内の移動はレンタカー必須ですが、道もすいていますし普段あまり運転しない方でも運転しやすい場所だと思います。(日本とは逆の左ハンドル、右側通行になりますが)
ロタでは「ロタ・ウェイブ(Rota Wave)」と呼ばれる風習があります。車ですれ違う度に対向車のドライバーが車内から手を挙げて挨拶してきます。相手は知り合いに限らず私のような観光客相手にも分け隔てなくロタ・ウェイブしてくれます。フレンドリーなロタの島民らしい慣わしですね。私も滞在中はロタ・ウェイブするようにしました^^
今回見ず知らずの私に突然BBQにお声がけ下さったことで、さらにロタ島、そしてロタ島にお住まいの人々が好きになりました。また必ず再訪したい!!
宴も盛り上がって来た頃、気づけばビーチではすごい夕焼けが!
結局この日は真っ暗になるまでビーチでこのご家族と楽しい時間を過ごし、ホテルに戻りました。
長ーい記事を最後まで読んで下さりどうもありがとうございました!