2023年7月。タイのサムイ島に行ってきました。
2019年に初めて来島したのですが、その時に滞在したコンラッド・コサムイがそれはそれは素晴らしかったので、今回タオ島からの帰りにサムイ島に移動し、4年ぶりに再訪してきました。
2019年に宿泊記を書いているので、前回記事にしなかったことや今回の滞在と比較して変更になっていた点を記録しておこうと思います。
目次
コンラッド・コサムイのお部屋カテゴリー
まず、お部屋のカテゴリーが変更になっていました。
下に行くほど上位クラスになりますが、以前よりカテゴリー数が増えています。
今回も前回同様、一番下のカテゴリーをポイントで2泊予約しました。
宿泊予定日の1ヶ月半くらい前にホテルから、レストランのメニューやリゾート内で開催されているアクティビティのメニュー、送迎の要・不要確認といった内容のメールが来ました。
このメールの送信者(スタッフ)が、滞在中の「リゾートホスト」となり、滞在中のお世話や質問疑問に答えてくれる専属スタッフとなります。
リゾートホストに送迎依頼と、前回の滞在がすごく良かったことを書いて返信。その後、何度かメールでやりとりしましたが、とにかくレスポンスが早くて丁寧でした。
宿泊予定日の2週間以上前にヒルトンアプリを確認したところ、インフィニティプールヴィラにアップグレードされていました。
最上位カテゴリーのロイヤルプールヴィラを除き、どのお部屋も広さは全く同じ。130㎡のヴィラに10mのプールが付いています。これらの違いは階数や景観の差です。上位カテゴリーになるほど階数が高くなり、視界を遮るものがなくなるというイメージですね。
ちなみにロイヤルプールヴィラは広さ434㎡のお部屋に全長22.5mのインフィニティプールがついているんだそうです!!迷子になりそう。いや、むしろなってみたいw
空港からGrabは使えない?ホテルに送迎をお願いしてみました
2019年、バンコクからサムイ空港に飛行機で来島し、空港からホテルまでGrabを利用しようとアプリで配車手続きを試みたのですがなぜか使えなかったんです。
Grabのドライバーとは一旦マッチするものの、「空港には迎えに行けない」とのメッセージが届き、一方的にキャンセルされるという状況。何度か試したけど全てキャンセルされるんですよね。
どうやらテリトリーがあるようで、当時は空港周辺には来てもらえなかったみたい。
空港周辺でなければGrabを使えるエリアもあるようです。
ということで、今回は予めメールでホテルに送迎をお願いしておきました。前日はChaweng beach(チャウエンビーチ)エリアのホテルに宿泊していたので、そこまで迎えに来てくださいます。
送迎は13時にお願いしていましたが、10分遅れてやってきました。このワゴン車です。
車内に入ると、ドライバーさんが冷たいおしぼりとミネラルウォーターを下さいます。
さらにこのカゴを手渡される・・・。
フレッシュココナッツジュースとココナッツクッキー、さらにプアンマーライと呼ばれる生花で作った花輪が入っていました。ココナッツには「CONRAD KOH SAMUI」の刻印入りです。
しかし、私はココナッツジュースが苦手でして。青臭いと言いますか。。。
※現地の人に「ライムを絞ると飲みやすくなる」と教えてもらいましたので気になる方はお試しを。
9人乗り?のワゴン車でホテルに向かいます!
乗車時間は50分。
コンラッド・コサムイはチャウエンビーチや空港からだと一番遠いエリアにあるんですよね。
サムイ島を半周する感じです。
お部屋の様子
リゾートに到着しました!お久しぶりです!!
エントランス前の景色。奥に見えるのはタイランド湾。
この景色を見るだけで気分が高まります。
リゾートの規模にしては小じんまりのロビー。
私の到着に合わせて、事前にメールでやりとりしていたリゾートホストの女性がお出迎えしてくれました。
こちらでチェックインの手続きをします。
チェックイン時も冷たいおしぼりとココナッツジュースが提供されます。バタフライピーで青く着色されていて美しい。プアンマーライがここにも。
いつも思うんですが、このプアンマーライはもらっていくべきなのか・・・
ロビーからの眺望。奥にはクジラの形をした島を含むファイブアイランドが見えます。
リゾート内の移動は基本的にバギー利用。電話でドライバーさんを呼び、お部屋やレストランへ運んでもらいます。
チェックイン手続き後は、リゾートホストさんがバギーでお部屋へ連れて行ってくれます。
バギーに乗ってしばしリゾート内をドライブ。風が心地よいです。
お部屋前に到着してびっくり!4年前に宿泊した315のお部屋ではないか!!
ぬるまゆ
リゾートホストさん
なんとドア前のマットには「WELCOME BACK」の文字が!! 泣ける~🥲
こういう心遣いがあると、グッとハートを掴まれます。
前回はマットなしだったんですよね。前回の宿泊記はこちら。ご参考までに
コンラッド・コサムイ宿泊記【オーシャンビュー リトリートプールヴィラ】メインルーム
エントランスからお部屋に入るといきなりこれです。
そうなんです、4年前も今回も誕生日に絡めての滞在だったんですよね。
ここにも「Welcome back to Conrad Koh Samui」の文字が。
象さんのタオルアートと蘭の花。かわいいねぇ。そして本当にうれしい。
バースデーケーキも用意されていました。
リゾートホストさん
ぬるまゆ
テーブルの上には、ウエルカムレター、
ウエルカムフルーツと
ウエルカムクッキー(ココナッツクッキーでした)、
さらにウエルカムおつまみ的なもの。おそらくですがポメロ(ブンタンとかグレープフルーツっぽい柑橘の果物)のスパイシーサラダと生春巻き。
通常であればここにウエルカムドリンク的なアルコールが用意されるような気もする。。。
(私はアルコールが全く飲めない旨、事前にホテルに伝えてある)
ミニバー
この辺りは前回の滞在とほぼ同じなのでサラッと確認。前回と変更になっている点のみピックアップしていきます。
有料のミニバーメニューは紙ベースではなくQRコードで読み込むタイプ。
最近は本当にこのパターンが多くなりましたね。
ご参考までにQRコードを読み込んで表示されたミニバーメニューがこちらです。
冷蔵庫の中にはミネラルウォーターのボトル2本と牛乳1パック。
写真撮ってませんが、常温のミネラルウォーターは6本くらい置かれており、お掃除やターンダウンのタイミングで常に補充されていました。
ウェットエリア
インパクトのある大きな丸いバスタブ。
水圧も全く問題なく、バスタブにお湯を張るのもそれほど時間がかかりません。
バラの香りのするバスソルトが置かれているので、それを贅沢に使って夕陽を見ながらのんびりお湯に浸かるのが至福の時間でした。
アメニティ類。
歯ブラシ以外手に取りませんでしたが。ボトルに入っているのはマウスウォッシュ。
ハンドソープ、ボディーローション、固形のソープ。
BYREDO(バイレード)というスウェーデンの香水ブランドの(MOJAVE GHOST)モハーヴェゴーストというラインのものでした。なかなかお高級なお品でございます。
バスルームに置かれていたボディーソープ、シャンプー、コンディショナーもBYREDO。
プライベートプール
そしてここに来たらこれ!全長10m超えのインフィニティプライベートプール!
目の前にはエメラルドグリーンのタイランド湾!
プールは前回と変更点ありませんが、コンラッド・コサムイのお部屋の目玉ですので写真載せておきます。
パラソル付きのビーチベッド。
このベッド、ウエットスーツを乾かすのに重宝したわ🥹
この景色最高でしょ?
水着のまま濡れた状態でも座れるガーデンソファのセットもあります。
ここで夕陽を見ながらBBQ(インルームダイニングとして)も可能。
プールからもファイブアイランドがよく見えますよ。
滞在中、ほどんどの時間をここで過ごしましたね。めちゃくちゃ泳ぎましたw
プールの水温も28度くらいで気合い入れなくてもすんなり入れる快適さ。
海水を汲み上げて利用しているのかしょっぱかったです。
館内案内・ルームサービスのメニューもすべて紙ベースからデータベースに変更
先ほどのミニバーのメニューもそうですが、リゾート内の施設案内やルームサービス(In-Villa Dining)のメニューもすべて紙ベースのものは廃止され、必要に応じてQRコードを読み込むスタイルへ。
ご興味おありの方はこちらのQRコードを読み込んでみて下さい。IN-VILLA DININGのQRコードからはドリンク・フードメニューが確認できるのはもちろんのこと、待ち時間の目安も表示されるので便利。
残念ながら日本語対応はしていませんが、英会話が苦手で「ルームサービス頼んだけど、いつ部屋に届くか分からないから、シャワーに入れない!」みたいな人にもありがたいサービスだと思います。
※あくまでも「目安」ですけどね
ベッドサイドのテーブルにはこれまた別の板が。「ベッドシーツ交換不要」の板でした。
連泊の際、ベッドシーツは交換しなくていいよって時はこれをベッドの上におきます。
この手のものって紙製やプラスチック製が多かった印象ですが、SDGsを意識したものに変わりつつあるのかもですね。
サンセットはお部屋のプールから、お風呂からゆっくり見るのが最高!
前回の宿泊記にも書きましたが、コンラッド・コサムイはどのお部屋からでもタイランド湾に沈むサンセットを拝むことができます。
もちろんプールに浸かりながらでも。
でっかいバスタブに浸かりながらでもサンセットを観ることができます。贅沢過ぎる✨
サンセットを観ながらプールで遊んでたら、ターンダウンサービスのお姉さんが『お誕生日おめでとうございます😀』って私の名前入りのバスローブを来たコンラッドベアを下さいました🧸
こちらはターンダウン時にテーブルに追加されていたスイーツ。日本のらくがんっぽいお菓子でした。
コンラッド・コサムイのリゾート内の施設をご紹介します
お部屋の様子をひと通りお伝えしたので、ここからはリゾート内の施設を紹介していこうと思います。
朝食はオールディダイニングレストランのZEST(ゼスト)で
滞在中の朝食はこちらのZEST(ゼスト)というタイ料理メインのオールディダイニングレストランでとることになります。
こちらへもお部屋からバギーで行くことになりますが、時間帯によっては混雑していてなかなかバギーがやってこないことも。
ぬるまゆ
エアコンの効いた店内席、海に面していて眺望の良いテラス席、お好きな方を選べます。
朝食の詳細は別記事にてご紹介予定です。
KO LOUNGE(コ ラウンジ)
朝食会場のレストランZESTのすぐ隣には、サンセットを眺めながらゆっくりお酒を飲めそうなラウンジ、KO LOUNGE(コ ラウンジ)があります。
営業時間は15時~23時。
ビールやワイン等のアルコール類、サラダやハンバーガー、ピザなどの軽食がいただけます。
ぬるまゆ
フィットネスセンター
朝食をとったレストランやKO LOUNGEのフロアから階段で降りると、フィットネスセンターのあるフロアに出ます。
フィットネスセンターの利用に関する喚起。
12歳以下は施設利用不可、12-16歳は保護者の同伴必須となっています。
結構広いです。私が訪れた時は、女性おひとりのみ利用されていました。(スタッフさんかしら?)
タオルやヨガマット、冷たいドリンクが常備されています。
タイランド湾を見下ろしながらのランニングやバイク漕ぎ。眺望が素晴らしい。
フィットネスセンターの前にこんな眺めの休憩エリアもあります
ATM
フィットネスセンターと同じフロアにATMも設置されています。
リゾート内で現金を使う事はほぼないですが、いざという時に助かります。
リゾートプール
全てのヴィラがプライベートプール付きなので利用者はほぼおらず、常に空いているプール。
この時は珍しく親子連れが1組いました。
下から見るとプールの壁の一部がスケルトン仕様になっています。
プールサイトにはビーチベッドの他、ガゼボのような数人で一緒に寛げる休憩スペースもありました。
リゾートプールの目の前にはカジュアルレストランのAZURE BAR &GRILL(アズールバー&グリル)があります。
店内の家具が青と白に統一されていて写真映えするかわいいレストランです。
JAHN
滞在中行く機会がなかったのですが、エントランスロビー近くの丘の上にあるステーキレストランのJAHN。
日本やオーストラリアの厳選された畜産農家と提携しており、最高品質の牛肉のみを提供、サイドディッシュやサラダの野菜はリゾート内の農場でとれたオーガニックのものを使用しているそうです。
夜のみの営業(17時~23時)です。
プライベートビーチ。ハンモックやブランコもあるよ
リゾートプールのエリアを下ると、何やらココナッツがぶら下がっているサインボードを発見、
「ココナッツの天気予報」と書かれています。
このココナッツの状態で今後の予報が分かるんでしょうか?ちょっと見てみましょう。
- ココナッツが濡れている ⇒ 雨
- ココナッツが渇いている ⇒ 雨ではない
- ココナッツが動かない ⇒ 無風
なんじゃこりゃw 予報でもなんでもないやん笑
でもこういう遊び心、すごく好きです。
海に向かってハンモックやビーチチェアが設置されているエリア。
ちょうど干潮の時間に来たので海が干上がっていますが、潮が満ちてくると写真の左中央あたりのコケが生えているあたりまで海水が来ます。
この時期、ここで寛ぐのは暑そうですけど、もう少し気温が下がったら心地よいでしょうね。
前回来た時もそうだったんですが、プライベートビーチはとにかく空いています。人がいない。
やっぱり皆さんご自分のヴィラでゆっくりのんびりしておられるのでしょうか。
こちらのビーチ、海も透明度が高くてとっても綺麗なんですよ。
ビーチを散歩していたら、海に向かって突き出している桟橋を発見。ちょっと行ってみましょう。
桟橋の先端まで来てみました。振り返るとヴィラの様子がよく見えます。
各々のヴィラの間にうまく緑を挟んで目隠ししている様子がよく分かりますね。
こちら干潮時の様子ですが、満潮時は桟橋の下まで海水が来るんですね。
干上がったタイドプールに小さいカニやハゼがいるのが桟橋からでもよく見えます。
ファイブアイランドがよく見えるポジションはこちら。
チャペルっぽいものもありました。ここで挙式する方もおられるのかもですね。
ビーチに戻ってきました。ブランコ発見。
このブランコも潮が干上がってるからアレですが、満潮の時は足元にも海水が来るので、インスタグラマーに独占されそうな予感がしますw
ビーチにもハンモック。
ビーチベッドの隣には写真スポット。
ビーチからリゾート内に戻る階段を昇りきったところに設置されているこれ。
「For Sandy Toes」と書かれています。足についた砂をこのハケで落として下さいねってことですね。
しかし本当に使っていいのか、ただの演出なのか・・・と考えていたところ、近くにバーのスタッフさんがいらしたので聞いてみたところ使っていいものだそうです。(そりゃそうやろ)
SEAKRET BAR
「そのハケ、使って下さいね」と教えて下さったのが、このSEAKRET BARのスタッフさんでした。
私が通りがかったのは午前中だったので閉まっていましたが、12時~17時の間オープンしているビーチバー。ビーチの目の前にあるのでここでドリンクをオーダーして先ほどのハンモックに座ってサンセットを眺めるなんて最高ですよね。
帰りも送迎サービスを利用してサムイ空港へ
2泊3日の大満足な滞在を終え、予約しておいた車でリゾートから空港まで送迎していただきました。
往路は10人くらい乗れそうな大きいワゴン車でしたが、復路は5人乗りのステーションワゴン。
ドライバーさんのホスピタリティも素晴らしかった!
乗車するとすぐに冷たいおしぼりを手渡して下さり、「ミネラルウォーターはドアポケットに入っていますのでご自由にどうぞ。道中、スーパーやコンビニなど、立ち寄りたい場所があれば遠慮なく言って下さいね」とおっしゃって下さいました。
「あ。忘れた!」とコンラッドカメさんもくれました。かわいい♬
まとめ
4年ぶりに再訪したコンラッド・コサムイの様子をお伝えしました。
お部屋を含むリゾート内の施設はどこもメンテナンスが行き届いており、スタッフの皆さんもとても親切。非常に甘やかされますw
当然なかなかのお値段ですので、誕生日や記念日に絡めてお籠りステイされると、このリゾートの良さを更に強く体験できると思います。
前回と比較して変更になっていた点としては、施設案内やレストランのメニューなど、紙ベースのものがQRコードを読み取るデジタルベースになっていたことくらいでしょうか。
もちろんリゾート内の食事も大満足でしたよ。レストランの様子は別記事でご紹介予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!