先週の週末、旅のお仲間さん達と今年に入って4回目の週末香港食いだおれの旅に行ってきました。今回はその旅で食べた香港グルメを一気にご紹介します。
目次
妹記生滾粥品(Mui Kee Congee) のお粥<再訪>
また来てしまいました。こちらのお粥が食べたくて再訪です。
*お店の入口のお写真撮り忘れたのでこの1枚のみ以前のお写真使い回し
メニューのお写真も撮り忘れ( ;∀;)
今回私が食べたのはボラと豚肉団子のお粥です。食べ始めは少し魚の匂いが気になる感じでしたがすぐに慣れ、おいしくいただきました。店員さんに「揚げパンもどう?」と勧められましたが、まだまだ食べたいものがたくさんあるので今回は揚げパンなしで。
こちらのお粥はHKD48でした。(お友達分とあわせてHKD84)
大栄華酒楼の飲茶
ツイッターのフォロワーさんに教えていただいた香港の北西に位置する元朗というエリアに来てみました。この辺りはひと昔前の香港といった雰囲気。路面電車が走っていたり古い建物が残っていたりとタイムスリップしたような街並みでした。その元朗エリアにあるこちらの大栄華酒楼。老舗の超有名店だそうです。
早速入店。ミシュランガイドにも載ってるお店なんですね。
私たちが入店したのは14時半頃だったので空いてるかな?とタカをくくっていましたが、この賑わい…ウワサどおりの大人気店です。
ここでもうおひとりのお仲間さんが到着。まずはお茶でかんぱーい!さ、オーダーしましょ!
メニューがこちら・・・。何がどれなのか全く分からない(´༎ຶོρ༎ຶོ`)そして店員さんの言葉も何一つ聞き取れない・・・赤鉛筆で線が引かれているメニューはすでに売り切れってことだけはなんとなく理解できました。
これだけ見ても何のこっちゃなので、食べたいものをスマホで画像検索しそれを店員さんに見せて注文するという力業。
とりあえず3人の食べたかったものをいくつか注文したんですが、そのうち半分くらいはすでに売り切れという状況。お時間が許すなら早めに来店することをお勧めします。11時までに入店するとお値段も安くなるようですよ。
どうしても食べたかったマーライコウ(蒸しパン)が最初に来ました。これがふわっふわでほんのり甘くてとってもおいしかった!こちらに来られたら絶対オーダーしていただきたい一品です。
お料理が運ばれると店員さんがそのメニューに「提供済み」のチェックを入れます。
こちらは海老とキノコのヌードル。海老の味付けはとてもおいしかったのですが、スープの味が薄い・・・そしてぬるい。ちょっと残念な感じでした。今回たまたまだったと思いたい。
肉団子の湯葉添え。
焼売。
肉まん。ヌードル以外は大満足のお味。個人的にはこの肉まんがお気に入り。アッツアツでチャーシューゴロゴロでした。
許留山1号店のマンゴープリン
こちらは香港にたくさん店舗を構える香港スイーツの人気店。いまだに読み方が覚えられないのですが正しくは「ホイラウサン」だそうです。今回は、先ほどの大栄華酒楼から徒歩5分ほどのところにある許留山の第1号店にやってきました。
私たちが来店した時はお持ち帰り用のドリンクを買っていらっしゃる方が多かったですね。店内には空席もあったのですぐに入店できました。
ちょっと見えづらいんですが、こちら曜日ごとに特定のスイーツがお安くなるんですね。上から順番に月曜のお得スイーツ、火曜のお得スイーツ・・・となっています。
私たちが来店した土曜日は椰香木瓜燉海底椰(これなんだろ?)とマンゴープリンがお値打ち。マンゴープリンは通常HKD19⇒HKD16になっていました。
ということで(というわけでもないですが)3人仲良くマンゴープリンに。
「ミルクかけますか?」と聞かれたのでお願いしました。
硬めの濃厚マンゴープリン。中には果肉も入っています。もちろんうんまかったです!
佳記甜品(Kei Kee Dessert)のマンゴーもち米団子と黒ゴマ餡入り白玉団子
先ほどの許留山から徒歩10分くらいの距離にあるフルーツを使ったスイーツのお店。特にマンゴーとドリアンのスイーツが充実していて、お持ち帰り可能なメニューもあるようです。(お写真内、左端の列はお持ち帰りメニューの出来上がりを待っている方々です)
入口に立っている店員さんにジェスチャーで「3人です」と伝えると何やら大声で言われて番号を書いた紙を渡されました。この番号順に呼ばれるようですね。
5分ほど待って入店。広い店内、ギッチギチの満席です。私たちも先客のいるテーブル席に相席するよう店員さんから言われました。
メニュー。相変わらず漢字のみのメニューは難易度高い!翻訳アプリを使ってメニューをいくつか翻訳してみるも、オモシロおかしな日本語訳しか出てこないので爆笑して終了w
こんな時はメニューのお写真を見せてのオーダーにかぎります。メニュー1枚目に載っている写真の中から2つ選んで注文しました。
ということで1品目はマンゴーのもち米団子。完熟のマンゴーを雪〇だいふくみたいなトロトロのお餅で包んでココナッツをまぶしている冷たいスイーツです。
断面図。トロットロです( *´艸`)
トレーから取り出してみるとこんな感じ。ジューシートロトロ冷え冷えでおいしーー!
続いて2品目。白玉団子のピーナッツきな粉をかけたやつ笑(名前分からない)
お団子を割ってみると中に黒ゴマ餡。きな粉にはピーナッツと白ごまが混ざっていてこれがまたおいしいんです。
Jenny Bakery(ジェニー・ベーカリー)のクッキー
先ほどの佳記甜品から歩いてMRTに乗り、尖沙咀駅で下車して徒歩5分ほどで到着したのはこちら。
テディーベアが描かれたかわいい缶に入ったクッキーの詰め合わせが買えるお店です。ラインナップはこんな感じ。
店舗というよりはデパートの催事場の隅にあるレジみたいな感じです。カウンターを挟んだ向こう側に商品が山積みされていて、欲しい商品の番号と個数を店員さんに伝えてお支払い、というスタイル。こちら現金払いのみ。クレジットカードは利用不可ですのでお気をつけ下さいませ。
土曜日の19時過ぎに伺ったのですが、待ち時間5分ほどで購入できました。時間帯によっては行列ができることもあるようです。
私が購入したのはこちら。ラインラップのお写真②の商品(小:HKD75)で、直径17cm、高さ5cmくらいのサイズ。このテディーベアのイラストも定期的に変わるそうです。かわいいので集めたくなってしまいますね。
*このお店に向かう道中、テディーベアの缶入りクッキーを販売しているお店を何店舗も見かけるのですが、それらはこちらのお店の商品ではありません。お間違いのないように。
蓋、オープン!サックサクの分厚いクッキーがギッシリ入っています。サクサクの秘密はコーンスターチとのこと。(さくさん、情報ありがとうございました!)食べ過ぎ注意です!
坤記煲仔小菜(Kwan Kee Claypot Rice)の土鍋ごはん <再訪>
こちらも9月に一度訪れた土鍋ごはんのお店。予約なしで20時頃に訪れたのですが、店員さんから「予約してある?」というニュアンスのことを聞かれて「してないです」と伝えたところ、「21:30」と書いた紙を差し出されます…( ̄▽ ̄)
「え?!これって21:30まで待てってこと?!」
今回のお仲間さんのおひとりが深夜便で帰国されるので(あれ?さっき来たばっかですよね?!おかしくないw?!)、21時半まで待ってたら飛行機に間に合わない!しばし呆然…
「どうしましょ。違うお店行きますか・・・でも完全に土鍋ごはんの気分ですよね」
とかやってたら、さっきの店員さんが何やら私たちにワーワー言っている…。よく分からないので立ちすくんでいるとお店の外にある食べ散らかしが残ってる空いたテーブルを片付けはじめてくれました。そして「ここに座りなさい」的な合図をしてくれたのです!
「え?いいの?いいんですか!やったーー!\(^o^)/」
と3人でお店前で大喜びしてたら、理由はよく分かりませんが店員さん達が大笑いして私たちのマネをし始めるww
言葉は通じないながらも店員さん達と気持ちが少し通じたような感じがとてもうれしく、楽しかったです。これだから旅はやめられない!
前置き長くなりましたが無事に席を確保できたので今回は3品オーダーしてみました。
蝦仁炒滑蛋 – Fried Egg with Prawn(海老と卵の炒め物)。
卵がふわふわ、大きめの海老もぷりぷり。白いごはんは欲しくなるお味でした。
テラス席(笑)にいると、たまにこんな感じでシークレットゲストが登場して各テーブルにご挨拶に来られます。
土鍋ごはんはオーダーしてから炊き始めるので40分くらいは待つことになります。最初にオーダーしておきましょう!
で、1つ目の土鍋ごはん登場!こちらは前回も食べた窩蛋牛肉飯 – Beef and Egg(牛肉と半熟卵の土鍋ごはん)
こちらは油鴨滑雞飯 – Chicken and Preserved Duck (鶏肉と鴨肉の土鍋ごはん)。一緒に提供される甘醤油をかけていただきます。牛肉の方は安定の柔らかさ、安定のお味。鴨と鶏肉は小骨が多くて少し食べづらい印象。味はおいしかったですけどね♪
土鍋ご飯は夜のみの提供のようです。お気をつけ下さいね。
佳佳甜品(Kai Kai Dessert)のお汁粉
お仲間さんの帰国時間が迫っているので、さっと食べてさっとお店を出たいところですが、お店に着いてその行列に驚愕!すでに21時半頃だったにも関わらずお店の前には30mくらいの行列が出来ていました。こちらスイーツ(主にお汁粉)のお店です。
ちょっと並んでみて「この感じじゃ間に合わないですよね…」と一旦諦めかけたんですが、あれ?割とサクサク前に進みます。結構回転が早そうです。
営業時間の案内板。二度見しちゃいましたが午前3時半まで営業。香港のスイーツ屋さんは遅い時間まで営業しているところが多いです。
15分くらい?待ったところで順番が回ってきました。入店します。こちらもミシュランガイドに紹介されているお店ですね。
満員御礼!良い意味で古い雰囲気をある程度残しつつ、リノベーションされていて清潔な店内。うまく表現できませんがレトロでありながらもファンシー(笑)
イラストのメニュー。イメージしやすくて助かりますね。温かいお汁粉か冷たいお汁粉が選べるものもあります。
3人それぞれ違うものを選びました。左上から黒ゴマのお汁粉、右上がサツマイモの糖水(ショウガのシロップ煮)に黒ゴマ餡入り白玉団子トッピング、手前が杏仁と黒ゴマのお汁粉です。
私は杏仁と黒ゴマの温かいお汁粉を。
下からすくうと優しい黒ゴマのお汁粉が出てきます。おいしかった・・・。
黒ゴマのお汁粉HKD22、杏仁と黒ゴマのお汁粉HKD24、サツマイモの糖水HKD22、黒ゴマ餡入り白玉団子(トッピング)HKD7、一番下のHKD48はテイクアウト用の黒ゴマ餡入り白玉団子(冷凍)です。お会計を済ませ、帰国されるお仲間さんをバス停でお見送りしてこの日は終了です。
金華冰廳(Kam Wah Cafe)のパイナップルパン<再訪>
翌朝、香港の朝食としてよく食べられているというパイナップルパンを求めてこちらに再訪。
キンキラキンです。
今日も混んでます。店頭でパンだけ購入することも可能。地元の方らしき人達が入れ替わり立ち代わりパンを買って持ち帰りされていました。
ほぼ満席状態でしたが、待ち時間なく入店できました。もちろん相席です。
こちらも表彰されているお店のようですね。
飲み物のメニューしか撮ってない・・・( ;∀;)
飲み物メニュー、一番左の上から3番目の「港式鴛鴦」が香港式のコーヒー紅茶です。濃いめに煮出した紅茶にコーヒーとミルクが入っているという不思議な飲み物。今回ご一緒させていただいたお仲間さんに以前オススメされて飲んでみてからすっかりハマってしまっています。
お待ちかねの菠蘿包 – ボーローヤウ(パイナップルパン)にバターを挟んだ鮮油菠蘿包が到着!
パカッ♬
5mmくらいの厚さの有塩バターを挟んだメロンパン風のパン。温めた状態で提供されます。日本のメロンパンよりも軽くてサクッとした食感。バターの塩気とパンの優しい甘さがナイスコンビネーション!正直、これを食べるまでは「わざわざメロンパンを食べにくる価値ってあるんかな?」と思っていましたが、これはぜひ食べていただきたいですね。
そしてコーヒー紅茶。この鮮油菠蘿包によく合います!
鮮油菠蘿包(パン)がHKD10、コーヒー紅茶がHKD17でした。
池記(Chee Kei)の海老ワンタン麺<再訪>
そういえば海老ワンタン麺を食べてないではないか!
ということで時間ないのに香港国際空港で出発前に池記の海老ワンタン麺のセット(青菜の炒め物とシイタケの煮物付き)でHKD99。やっぱり香港に来たらこれはマストですね。おいしかった♬
ということで、今回も1泊2日でたくさん食べました。食の街香港、すっかりハマってしまいました。香港食い倒れの旅の参考にしていただけるとうれしいです。
「2018年香港食い倒れの旅」もありますのでよろしければご覧ください♪
最後に今回訪れたお店の場所を。
妹記生滾粥品(Mui Kee Congee)
大栄華酒楼
許留山1号店
佳記甜品(Kei Kee Dessert)
Jenny Bakery
坤記煲仔小菜(Kwan Kee Claypot Rice)
佳佳甜品(Kai Kai Dessert)
金華冰廳 (Kam Wah Cafe)
池記(Chee Kei)
今回も最後まで読んで下さりどうもありがとうございました!