少し間があいてしまいましたが、2024年1月のメキシコはセノーテでのダイビング旅行の続編です。よろしければお付き合い下さい。
メキシコ・セノーテ関連の過去記事はこちらをどうぞ。
<初日移動編>
憧れのメキシコ・セノーテでダイビングしてきました!<①初日移動編><ダイビング1日目>
ダイビングの聖地、メキシコ・セノーテでダイビングしてきました!<②ダイビング1日目>今回はダイビング旅行3日目、ダイビング2日目の様子をお届けします。
目次
ダイビング2日目、早速ポイントへ向かいます
※画像のサイズがバラバラで申し訳ありません!!
私たちが滞在していたメキシコのプラヤ・デル・カルメンは日本との時差が14時間あり、ほぼ朝晩逆転状態ですが、体調も万全!
ホテルで朝食を済ませ、歩いてダイビングショップさんへ。
プラヤ・デル・カルメンの街並みはウォールアートがそこらじゅうにあって写真映えします。
ダイビング3本目のポイント「セノーテ・ザ・ピット」
ショップさんの車に乗ってこの日の最初のポイントにやってきました。お天気も最高!
入口で手続きを済ませ、敷地内に入っていきます。こんな森の中にダイビングポイントがあるなんて想像できないですよね。
この日1本目のポイントは「ザ・ピット(El Pit)」。
まずはブリーフィング。ポイントの説明、注意事項等しっかり聞いておきましょう。
ブリーフィング後、着替える前にザ・ピットのエントリー口を確認します。
この階段を降りたところがエントリー口。黄色の矢印の水辺に入って行くのですが・・・。
お分かりいただけるだろうか。
階段狭い!そしてめっちゃ急!!
ここを約20kgくらいのタンクを背負って数kgのウエイト(具体的なキロ数を明記すると体重がバレるw)を身体に着けた状態で下って行くんですよ。
怖くない??
文句もそこそこに、腹を括ってこんな感じで階段を降りてきます。ゆっくりゆっくり・・・
怖い階段を無事に降り終えた後は、この美しい泉(海ではなく淡水です)に思いっきり飛び込みます!
見て!!この青!!文句言ってごめんなさいって感じ。
これ、動画のスクリーンショットなので分かりづらいのですが、沖縄の海もビックリの透明度です。
こちらのポイントは大きな縦穴式の形状になっていて、一気に30mくらいの深度まで潜っていきます。
ガイドさんの後についてゆっくり潜行していく道中、こんな立派なトゲトゲの鍾乳石が目の前に現れます。
このトゲトゲの鍾乳石は何100年もかけて自然の力で作られたもの。このトゲトゲにうっかり身体やタンク、フィンなどが当たって傷つけたり折ったりしたら大惨事です!!周囲に気を配りながら注意深く進んでいきます。
14mくらいまで潜行してくると、急に目の前にモヤモヤしたスモークみたいなものが現れて視界を遮ります。淡水と海水の境目になっていることで起こるハロクライン現象を見ることができます。
ちょっと目を離すと、すぐ前にいるはずのガイドさんすら見えなくなる透視度。楽しいけどロスト(迷子になること)しないかドキドキです!!
少し慣れてきたところで、このスモーク状のものを手で払うという遊びに没頭。モヤ~ンと動きが出て面白いんです。ライトを当てているので白く見えますが、ライトがなければ真っ暗です。
さらに潜行して18mくらいまで来ると今度は海水の層に入ります。ここまで来ると、また透明度がグッと上がります。
画像が暗くて見づらいですが、上の明るいところがザ・ピットのエントリー口の水面。
一番下にライトを持ったダイバーが数人いるのがお分かりいただけるでしょうか。形状が縦穴式になっていることが見てとれるかと思います。
ザ・ピットでの1本目のダイビングを終え、水面に浮上する時も上からの光がレーザービームのように差し込んで本当に綺麗でした。
透明度が高いので、ダイバーが空を飛んでいるみたいに見えます。
【Cenote The Pit (El Pit) / セノーテ ザ・ピット】
- 水温:24度
- 最大深度:29.9m
- ダイブタイム:43分
- Gopro持込料無料! 但し、一眼・コンデジは300ペソ ※2024年1月現在
本日2本目のポイントに移動します
ザ・ピットからエキジットし、例によってあの急な階段をタンクを担いでゆっくりと昇って駐車場近くまで戻ってきました。
メキシコはトイレもカラフル。階段を昇りきった高台にトイレがあるのですが、便座の座面(腰掛けるところ)がないタイプでした。足腰を鍛えて空気椅子で用を足す必要がありますw
ちなみにセノーテはどこに行ってもほとんどがこの座面なしトイレでしたね。お気をつけ下さいませ。
次のポイントはザ・ピットと同じ敷地内にあるので、ショップの車でこんな感じで移動しますw
本日2本目のポイント、セノーテ ドス・オホスに到着です!
ダイビング4本目のポイント「セノーテ・ドスオホス(バービーライン)」
ドス・オホスはスペイン語で「2つの目」の意味。その名の通り、このセノーテ ドス・オホスには2つのルートがあります。
本日2本目のダイビングはこのドス・オホスの1つ目のルートである「バービーライン(Dos Ojos Barbie Line」というポイント。地図の赤い丸の辺りになります。
ブリーフィングを終えたら、早速入って行きましょう。エントリー口はどんな感じかな?
うわぁぁぁぁぁぁぁ!!なんじゃこの色!そしてプールのような透明度!!
このドス・オホスはシュノーケリングも出来るようになっています。ダイバーは入口向かって左側、シュノーケラーは右側、とエントリー口もしっかり棲み分けされているので、お互い干渉することなく遊べます。
ということで、エントリーしていきますよ!
鍾乳石が垂れ下がっている真っ暗な洞窟を進んで行き、
天井から光が差し込む場所に出てきた!と思ったら、
また真っ暗な穴の中へ・・・。冒険しているようなワクワク感でアドレナリンが出まくり!
透明度が高すぎて水が見えないんです。水中でこの景色を見ると脳がバグります。
あっという間にルートを1周してスタート地点に帰ってきました。
このゴール地点、なかなか写真では伝わらないですが、実物は写真で見る何10倍も美しいんですよ。
お疲れさまでした!
エントリー口まで戻って来ると、大勢のダイバーがエントリーの準備をしていました。場所柄、アジア人より欧米人が圧倒的に多い印象。
【Cenote Dos Ojos(Barbie Line) / セノーテ ドス・オホス(バービーライン】
- 水温:25度
- 最大深度:7.8m
- ダイブタイム:43分
- Gopro持込料無料! 但し、一眼・コンデジは300ペソ ※2024年1月現在
さて、本日3本目のダイビングの前にお楽しみのランチタイムです。
本日のメニューはチャーシュー丼♬
前日に引き続き、ショップスタッフさん手作りのお弁当です。ありがとうございます!いただきます!
デザートにはバスクチーズケーキ💕こちらももちろんお手製です。毎日こんなランチ、幸せ過ぎる!
大変おいしゅうございました。ごちそうさまでした✨
ダイビング5本目のポイント「セノーテ・ドスオホス(バットケイブ)」
おいしいランチをいただきながら休息をとり、この日最後のダイビングに臨みます。
ダイビングポイントは先ほどと同じドス・オホスにあるもうひとつのルート、「バットケイブ(Cenote dos ojos Bat Cave」。
地図のオレンジ色で囲っているルートになります。バットケイブの名の通り、コウモリが棲みついている洞窟です🦇
早速入っていきます。
エントリー口は先ほどのバービーラインと同じ場所から。このエントリーは本当にテンション上がる💕
エントリーしてすぐの光景…。布面積小さめの水着を着たおねいさん達がバシャバシャしていますね。
ドス・オホスはシュノーケルも出来るので、エントリー口付近はこんな風にダイバー以外の人たちが遊んでる様子が見えるんです。
水の透明度が高いがゆえに、こんな訳分からん状況にw
気を取り直して(失礼な)洞窟の内部へ入っていきますよ。
ここでも鍾乳石を傷つけないよう、慎重に進みます。
エビさん発見!この透明度からお分かりの通り、セノーテの水は純度が高くプランクトンが少ないため生物もあまりいません。水中で魚に会うことはほとんどないのですが、ここドス・オホスにはこのようなエビや魚がほんの少しだけ生息していました。
エビさんは、石灰岩が砕けて細かくなった粒子が洞窟の底に溜まっている砂地のような場所にいました。
エビさんに「お邪魔してます」と心の声でご挨拶をして、更に奥へ進んでいきます。
それにしても立派な鍾乳石です。圧巻。
しばらく進むと、洞窟内のドーム状になっている場所に浮上。
これまた暗いの分かりづらいですが、この画像↓の下の方が水面、上の方はドーム部分の天井が写っています。
この写真↓は、水面から天井を見上げた状態で撮ったものなのですが、オレンジ色で囲ってあるところにコウモリがぶら下がっています。
私たちがいる水面から天井まで高さがあるので、精一杯拡大したのですが、なんとなーくお分かりいただけますでしょうか。
このバットケイブには数えきれないほどのコウモリが生息しており、写真を撮っている間も、バサバナバサーーーっ!と他のコウモリが飛び交っておりました。ビックリさせてごめんね。
このコウモリ飛び交う場所でみんなで記念撮影を行い、名残惜しいですがこの日のダイビングは終了となりました。
この、ところどころに出現する水面が本当に綺麗でウットリするんですよ。
こちらはエキジットエリアでダイバーを撮影しているプロのカメラマンさんに撮ってもらった写真。
結構良いお値段でしたが、こんな機会なかなかないですからね。記念に1枚購入しました。
購入特典?としてドス・オホスの水中写真もいただくことが出来ました。ドス・オホスのエキジット口付近の写真で、上の写真↑の左奥の辺りになります。プロの写真はさすがにレベルが違う。
【Cenote Dos Ojos(Bat Cave) / セノーテ ドス・オホス(バットケイブ】
- 水温:24度
- 最大深度:9.3m
- ダイブタイム:39分
この日の夕食はローカルお勧めのシーフードレストランへ
ダイビング後ホテルに戻り、シャワーを浴びたら、お楽しみの夕食の時間です。
この日の夕食は、ダイビングショップのスタッフさん達からオススメいただいたシーフードレストラン、「エルピラータ(El Pirata)」へ。
お腹空き過ぎてて、お店の外観の写真撮り忘れた・・・。
レストランの隣に魚屋さん?が併設されていて、そこで好きな魚を選び、調理方法もリクエストできるという、聞いただけでもワクワクするようなお店です。
この日はこのキンメダイのようなお魚がオススメとのことだったので、これを1匹まるまる素揚げしてもらうことに。
まずは、山盛りのワカモレがやってきました。チップスと共に。永遠に食べられるやつです!笑
メキシコのワカモレはほんまにおいしい。
そして、メキシコでシーフードといえば、これ。セビーチェです!!簡単に言えば「魚介のマリネ」ですね。ずっとスペイン料理だと思っていましたが、ペルー料理の伝統料理なんですね。
タコ、イカ、エビ、アサリ等のシーフードにトマトや玉ねぎなどの野菜もたっぷり、サラダ感覚でモリモリいけます。これもおいしかった!
そしてお待ちかねのキンメの唐揚げ(笑)。素揚げした後にニンニクの効いたバターソースをまとったキンメさんは、説明する必要もなくご想像の通り大変美味でございました。
ということで、ダイビング旅行3日目、ダイビング2日目も無事に終了です。
4日目の様子も追ってお届けします。
最後までお読みいただきありがとうございました!